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【玄米をもっと身近に】家庭でもみすり体験!「もみすり名人 玄五郎」のご紹介

    • 米ラボ

2025.07.04

自分で“もみすり”する楽しさ、知っていますか?

ふだん何気なく食べているお米。けれど、その一粒一粒には、長い道のりと物語が詰まっています。
その最後の仕上げを、あなたの手で――。

「もみすり名人 玄五郎げんごろう」は、ご家庭で“もみすり(籾摺り)”を体験できる手のひらサイズの手動もみすり器です。
小学生の稲作授業や、家庭での食育にもぴったり。
お米を「食べる」だけでなく、「仕上げる」よろこびを、ぜひ体験してください。

 


玄五郎の特長:手のひらサイズの“本格派”

1合分を約5分で!手軽にもみすり体験

一般的なもみすり機は業務用がほとんど。
このような大型のもみすり機を使わずに作業をする場合は、ボールとすり鉢を使って少しずつゴリゴリと…実はとても大変な作業なんです。

「もみすり名人 玄五郎」は一合分(約180g)を約5分*で処理できる、家庭向けのサイズです。
ちょっとだけ玄米を作りたい、という方にもぴったり。
*玄米ともみ殻の分離時間含む

安定作業ができる「万力固定式」

机や台にしっかり固定できる万力式なので、ハンドル負担も軽めです。
ハンドルを回すだけで、誰でも簡単にもみすりできます。

ロール調整・交換も可能!

玄米の粒の大きさに合わせてロールの幅を調整可能です。
稲作体験で出来たもみがすこし瘦せていても、しっかりもみすりできます。

すり減ったロールも交換できるので、長くお使いいただけます。

仕上げまでがワンセット

玄五郎でできるのは「だっぷ(もみすり)」まで。別途、玄米・もみ殻の分離が必要です。
もみ殻は玄米より軽いので、掃除機やドライヤーなどを使うことで簡単に分離できます。

商品紹介動画はこちら

 


玄五郎の使い方:シンプルだから、だれでも使える

準備するもの:受け皿、分離道具


1. ホッパーにもみを投入

ホッパーには一合分ほど入ります。

2. ハンドルを時計回りに回して“だっぷ”開始

3. もみ殻と玄米を回収・再投入(3~4回繰り返しでしっかり仕上げ)

あまりすれていない場合や割れている粒が多い場合は、調整レバーで隙間を変更しましょう。

4. 分離器で、もみ殻と玄米をしっかり分ける

こまめに分離することで量が減り、時間が短くなります。

→ さらに詳しい使い方については、「使い方」ページをご覧ください。

 


玄五郎が生まれた理由

開発の原点は「時間がかかりすぎる」体験

稲作体験やバケツ稲の収穫には、「もみすり」が大きな壁になっていました。
手作業では一合分に何時間もかかり、体験が“楽しさ”より“負担”に。
そこで、「誰でも簡単に、すばやく、楽しく」を目指し、小型でもしっかり働く設計にこだわりました。

「ゲンゴロウ」と「稲作」

かつて田んぼにすんでいたゲンゴロウは、今では絶滅危惧種。
便利さの裏で、自然とのつながりは失われつつあります。
玄五郎は、そんな“忘れかけた風景”を、ちょっとだけ思い出させてくれる存在。
自然と人の距離が離れつつある今だからこそ、あえて「時間をかける」ことの豊かさをもう一度。
玄五郎は、そんな想いを込めた、道具であり体験の提案なのです。

 


玄五郎の魅力

親子で体験、「食べる」前の“ひと手間”を

稲作体験の授業、家庭菜園で収穫したもみ、地域の農家さんからいただいたおすそわけ――
手元にある「もみ」が、食べられる「玄米」になるまでの過程。
それを目の前で体験できるのが、玄五郎の魅力です。

自分で仕上げたお米は、ひと手間かかった特別なもの。
お米ができるまでの時間ごと、味わってみてください。

玄五郎は、新しい“稲作文化”の入り口です

1合分の玄米が5分で仕上がる手軽さ。それでも分離などの“ひと手間”は残っています。
でも、扇風機やペットボトルなどの工夫で楽しくクリアできるのも、魅力のひとつ。
親子で協力したその時間こそが、日本の食文化への小さな入口になります。

 


価格と購入方法

 数量限定で、いよいよ販売スタート!

もともとは販売予定のなかった「もみすり名人 玄五郎」。
しかし、試作段階で大きな反響をいただき、ご要望にお応えして40台限定の販売が決定しました。

ご希望の方はお早めにお申し込みください。

※製品の注意点やFAQについては[こちら]をご覧ください。

 


「食べる」の前に、ちょっとだけ「つくる」楽しさを

玄米って、体にいい。でも、ちょっと遠い存在だった。
そんな方にこそ、「玄五郎」はぴったりです。

家庭で、学校で、ちょっとしたイベントで。
一粒のもみに手をかける楽しさを、あなたも体験してみませんか?

 

 

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