ケツトジャーナル

お米を題材にしたボードゲーム!今日も明日も詠天記!

    • 米ラボ

2023.9.14

こんにちは。

 

今回の米ラボはボードゲームのお話になります。

 

テレビでも取り上げられる機会が増えたり、

ボードゲームカフェのように家の外でも遊べる施設が増えたりなど、

近年人気が高まっているボードゲーム。

コロナ禍でおうち時間が増えて遊ぶ機会に恵まれた方もいるのではないでしょうか。

 

そんなボードゲームを筆者は学生の頃からチマチマと買い集めており、

機会があれば会社の同僚とも遊ばせてもらっています。

 

そんな中で、一つの疑問を投げかけられました。

「お米関連のボードゲームは無いのか?」

 

 

多種多様なボードゲーム。

農業や開拓をテーマにしたものがあったり、

小麦なども資材として登場したりするものもあります。

お米関連のものもあるかと探してみたら・・・、

見つかりました!

米(稲)を題材としたボードゲーム、

「詠天記!!!」

 

 

ゲームの舞台は弥生時代の日本(倭国)。

プレイヤーは巫女として自らの納めるクニに富をもたらすため、

天気を読み、

稲を育て、

時には他の巫女を出し抜き、

倭国の王「卑弥呼」を目指します。

 

基本的なゲームの流れは稲を育てていき貨幣と交換し、

さらに貨幣を用いて中国と貿易することでより価値(勝利点)の高い貿易品を得て、

全ラウンド終了時に最も勝利点を稼いだプレイヤーが勝利というものになります。

 

ゲームの肝は稲の育成が裏向きで配置された天候カードに左右される点になります。

 

 

各ラウンドで全プレイヤーが行動を決定したのちに天候カードが1枚開き、

晴れであれば稲が生長、

雨であれば稲が減退など、

天候の内容によって生産エリアの稲が育つか減退するかが決まります。

一見するとただのギャンブルのように見えますが、プレイヤーは巫女。

回数の制限はありますが「予知夢」でこの先の天候カードをのぞき見して、

更に別の天候カードと入れ替えることで天候を操作することができます。

予知夢をうまく利用し、

ここぞという場面で他のプレイヤーを出し抜き自分の稲をだけを生長させる、

もしくは他人の稲を減退させるのがこのゲームの面白いところだと思います。

 

というわけで、実際に遊んでみたときのポイントをまとめます。

 

 

<ゲームのポイント>

・まずは生育が重要。翡翠になるまで育てよう!

稲を生長させていくと翡翠になって天候の影響を受けなくなり、安定資産となります。

翡翠にしてからでないと交易船に積むことができませんので、いかに多くの稲を翡翠化するかが勝利への基盤となります。

 

数ラウンドの天気の並びで天候の効果が変わったりもするので、一度に大量の翡翠が手に入ることも!?

 

・自分だけが次の天気を知っているときの優越感!

「予知夢」を効果的に使って天候をコントロールし、優位にゲームを進めましょう。

逆に他のプレイヤーだけが天気を知っている場合にはそのプレイヤーの行動への注意が肝心です。

 

自分だけが天候を予知できていない場合は、相手の行動がブラフの可能性もあるので要注意!

 

・雷には要注意!

天候が雷になると、生産エリアの稲だけでなく備蓄した稲も減退してしまいます。

またこのタイミングで中国と交易をおこなうと、せっかく積んだ翡翠・交易品もろとも船が沈みます。

交易品は価値が高く、特殊な効果を持ったものもあり、失うのは大きな痛手です。

巫女の能力を駆使して雷の被害をうまく回避し、交易を成功に導きましょう。

 

船が沈み翡翠も交易品も海の藻屑に!?

 

遊んでみると予知夢には回数制限があるものの、

他のプレイヤーも予知夢を使いながら戦略を組み立てるため、

他のプレイヤーの動きからも天候の予測ができます。

思ったより運だけのギャンブル要素は少なく、

むしろうまく騙し合うような場面がゲーム中何度か発生したりします。

そんな中でうまく天気を予想し稲を生長させ翡翠を大量に獲得するのはかなり快感を覚えました。

ゲームに夢中になって途中から稲や巫女の設定など、頭から抜けてしまうこともしばしば。

 

ぜひ皆さんも機会があればやってみてください。

ライター:リキイシ

関連記事